
俊足好打でソフトバンクの中心選手である栗原陵矢選手が3月30日のロッテ戦で怪我。怪我の原因はなんだったのか、症状はどうなのかファンであればとても心配ですよね。
結論から言うと栗原陵矢選手のけがは左膝前十字靱帯(まえじゅうじじんたい)の断裂、左膝関節外側半月板損傷(ひだりひざかんせつがいそくはんげつばんそんしょう)という大怪我で今シーズン中の復帰は絶望的となっています。
この記事では栗原陵矢選手の怪我の原因から診断結果、復帰時期の見通しなどをまとめています。
最後には栗原陵矢選手のプロフィールもまとめていますのでご存じない方でもどんな選手なのか知ることができます。
栗原陵矢選手がロッテ戦で怪我
栗原選手が怪我をしたのは3/30(木)のロッテ戦。9回2アウトからフライの打球を追いかけレフトを守っていた栗原選手とセンターを守っていた上林選手が交錯しました。
上林選手は無事でしたが、栗原選手はタンカで退場しそのまま病院へ運ばれることとなりました。
野球は9回2アウトからもドラマがあると言いますが、今回の悲劇は誰も予想しなかったことでしょう。
怪我を負った左膝の診断結果
栗原選手の左膝について当初の報道では骨に異常なしとの報道で軽傷なのかと胸をなでおろしたのも束の間、その後、左膝前十字靭帯断裂および左外側半月板損傷の疑いとの発表があり、全治半年以上、今シーズンの復帰は絶望との見通しになりました。
開幕から5番を打ってチームを牽引していた中心選手離脱は非常に痛いですね。
栗原選手が離脱した後の5番には中村晃選手が入っています。途中9試合ほど3番を打っていましたが現在は5番に固定されています。中村晃選手は昨年も139試合に出場していますのでもともとレギュラーに近い選手だと思いますが、栗原選手が怪我で離脱してからは全試合スタメンで出場しています。中心選手が離脱しても代わりに活躍する選手がいる層の厚さがソフトバンクの強みですね。
- 中村晃選手は2007年の高校生ドラフト3巡目で指名されて入団した15年目の選手
- 身長175cm体重80㎏ 左投げ左打ちの外野手
- 今期はここまで32試合に出場し打率.297 33安打 1本塁打 16打点 長打率.387
栗原陵矢選手の活動復帰の時期について
ファンやチームにとっては一日も早い復帰が待ち望まれる栗原選手の復帰時期ですが、現在のところ復帰は未定となっています。
2022年4月13日に佐賀市内の病院でけがをした左膝の手術を受けたそうです。ソフトバンクの発表によると左膝関節前十字靱帯(ひだりひざかんせつまえじゅうじじんたい)の再建術と左膝関節外側半月板(ひだりひざかんせつがいそくはんげつばん)縫合術を受け、競技復帰まで約7~9か月を要する見込みとのことです。
今シーズン中の復帰は絶望的となりました。けがの発表があった段階で今シーズン中の復帰は難しいだろうとの見方でしたが、球団からの公式的な発表によって確定したものとなりました。
怪我をしてしまった場合でもメスを入れることにはリスクも伴うため、手術をせずに自然治癒を選択される方もおられますが、栗原選手はまだ若いですし、より早くより確実に復帰できることを目指して早期の手術に踏み切ったものだと思われます。
現在はリハビリ組に合流しリハビリに励んでおられるようです。手術の3日後にはご自身のインスタグラムに歩行リハビリの写真をアップされており、ファンの方々から驚きの声が上がっています。
栗原選手自信は悔しい思いもあるでしょうし、一日でも早く復帰したいとの思いもあるでしょうが焦らずにじっくりと治療、リハビリを行ってもらい早期に万全の状態で復帰できることを願いたいですね。
栗原陵矢選手のプロフィール紹介
- 栗原陵矢選手は1996年7月4日生まれの25歳
- 2014年のドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスへ入団
- 2021年東京オリンピック金メダルメンバー
- 2020年日本シリーズのMVP
元々は捕手として入団した栗原選手ですが、栗原選手の打力を生かすために捕手だけでなく内野や外野にも挑戦しユーティリティープレーヤーとして活躍中。2022年度からは外野手登録となり本格的に外野手でのスタートを切った矢先の怪我でした。
プロ8年目、25歳の栗原選手。昨シーズン(2021年)は全試合に出場し打率.275 ホームラン21本の成績を残しており、名実ともにソフトバンクの中心選手の一人です。東京オリンピックにも出場し日本代表の金メダル獲得にも貢献しました。
怪我に対する栗原選手自身のコメントです。
「正直悔しいです。必ず復活します!強くなって帰ってきます!!気合い入れて頑張ります!!」
などとコメントされています。
このけがをバネにさらなる飛躍を遂げる栗原選手の復活が待ち遠しいですね。