
デザイナーやタレントとしてマルチな活躍を見せる篠原ともえさんの、今と昔が違いすぎると話題です。
どのくらい違うのか、気になりますよね!
そこで今回は、篠原ともえさんが昔どんな服装をしていたのか、どんなキャラクターでどんな活躍をしていたのかなど、詳しくご紹介します。
また、篠原ともえさんが一時テレビから姿を消すことになった原因の「台湾事件」についても解説しています。
この記事ひとつ読めば、篠原ともえさんの昔の様子から、現在の活躍に至るまで詳しく知ることができますよ。
篠原ともえは昔マルチタレントとして活躍
現在、タレント活動だけでなくデザイナーなど様々な分野で活躍している篠原ともえさんですが、昔もマルチタレントとして活躍していました。ここでは、その一部をご紹介します。
歌手
篠原ともえさんは1995年春に、テクノミュージシャン・石野卓球さんのプロデュースで「篠原ともえ+石野卓球」名義のシングル『チャイム』を発表。16歳で歌手デビューしました。
その後も『クルクルミラクル』『ウルトラリラックス』などの楽曲を発表。1998年発売のアルバム『MEGAPHONE SPEAKS』以降は、作詞・作曲にも挑戦しています。
タレント
KinKi Kidsと吉田拓郎が司会を務める音楽バラエティ『LOVE LOVE あいしてる』にレギュラー出演。ゲストの楽屋に突撃するコーナー「篠原ともえのプリプリプリティ!!」での人懐こいハイテンションキャラクターが人気を博し、数々のバラエティ番組に出演しました。
個性的な服装にくねくねした動き、口調も「ですぅー」「プリプリ!」など特徴的でマネする人が続出。シノラーブーム(後述)が巻き起こりました。
女優
1997年に、ともさかりえさん主演の土曜ドラマ『FiVE』でドラマ初出演。犯罪組織と戦うアウトローな少女「カヨ」を演じました。
同年8月には、映画『デボラがライバルで』銀幕デビューを果たしています。
個性的なファッションが人気!「シノラー」の出現も
昔の篠原ともえさんはキャラクターも強烈でしたが、服装もかなり個性的。そんな篠原ともえさんのファッションを真似する人たちは「シノラー」と呼ばれました。
髪型
黒髪のお団子、パッツン前髪、モールなどで作った髪飾り
服装
原色を多用したハーフパンツ、サスペンダー、ごつめの靴
メイク
ナチュラルな太眉、頬にキラキラシール
アクセサリー
縄跳びで作った腕輪、大量のビーズ・プラスチックアクセサリー
篠原ともえさんは、時には羽根の生えたランドセルを背負っていることもありましたが、元気いっぱいで強烈なキャラクターのおかげか不思議と似合っていました。
ファッションも喋り方も今とは全然違いますが、今も昔も自分を貫いているからこそ魅力的に映るのかもしれませんね。
篠原ともえピーク時に起こった「台湾事件」とは
2001年3月、シノラーブーム真っ只中に「台湾事件」は起こりました。
台湾でも「へんてこりん女教祖」という異名で人気を博していた篠原ともえさんは、台湾限定CD発売のプロモーションでクイズ番組に出演。
しかし番組出演後の3月6日、台湾の新聞に「泥酔してホテルで大暴れ」「常軌を逸した行動」「裸同然の姿でホテルを飛び出した」など、篠原ともえさんについてのショッキングな見出しが並んだのです。
新聞で報じられた内容は「ホテルで廊下の壁や非常扉を叩く、火災報知器のボタンを押すなどして大暴れ。裸同然でホテルを抜け出すなどの異常行動をとり日本人スタッフに病院に運び込まれた」というもの。
篠原ともえさんは、台湾からの帰国に合わせて羽田空港で緊急会見を行い
- 泥酔して暴れたという報道は全て嘘
- 過密スケジュールで体調を崩していた・ストレスを溜めていた
- 廊下で「早く日本に帰りた~い」と何度も言った
- 病院へは搬送されたのではなく自分で向かった
- 医師の診断は「急性ストレス反応」
と語りました。
その後も「警察が出動したらしい」「ホテルスタッフに乱暴されたのでは」など様々な噂が飛び交いましたが、何が嘘で何が真実なのかわからないまま、篠原ともえさんは暫くテレビから姿を消しました。
篠原ともえ、現在は大人の女性に
ある時は天文好きの「宙(そら)ガール」として星座のうんちくを語り、ある時は仏像マニアとして博識な一面を見せ、多趣味を売りにして再ブレイクを果たした篠原ともえさん。
見た目も清楚系な大人の女性へと変貌を遂げました。
もうひとつ変わったのが、以前はなかった唇右下にあるホクロ。年齢を重ねるうちに幸運がやってくる“晩年運”のホクロとしてわざと描いているとのことで、再ブレイクはこの願掛けが効いたのかもしれませんね。
最近では、タレント活動や歌手活動以上にファッション分野での活躍が目立っており、松任谷由美さんのコンサート衣装のデザインや、ホテル「OMO7大阪 by 星野リゾート」のユニホームのデザイン・監修も手掛けました。
また、2022年には革の着物作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が、世界的広告賞、ADC賞でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成しています。