
男子バレーボールでエースアタッカーとして期待されている西田有志選手の最高到達点は351cm。
これはとってもスゴい!数字なんです。
とは言え「とにかく高いのはわかるけれど、何がどう凄いの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は”最高到達点351cm”がどのくらい凄いことなのか、色々なものと比較しながらわかりやすくお伝えします。
バレーボールに興味がある方も、そうでない方も、この記事を読んだ後にはきっと西田有志選手の活躍している姿を見てみたくなると思いますよ!
西田有志選手の詳しいプロフィールも載せているので是非ご覧下さいね。
西田有志選手の最高到達点351cmはかなりスゴい!
ジャンプ力の高さで注目されている西田有志選手の最高到達点は351cmです。
凄く高い!とは思うものの、それがどのくらいスゴい事なのかはピンと来ないかもしれませんね。
と言う事で、比較の為に色々なものの高さを調べてみました。
バレーボールネット | 243cm |
サッカーゴール | 244cm |
歩行者用信号機 | 270cm |
バスケットゴール | 305cm |
こうやって比べてみると、西田有志選手のジャンプ力の凄さがわかりますね。
バスケットゴール(リング)までの高さが305cmなので、ダンクシュートも余裕で出来てしまいます。
よほど背が高いのだろうと思われるかもしれませんが、西田有志選手はバレーボール選手としては決して背が高い方ではありません。
2022年度全日本代表選手の平均身長と比較してみましょう。
西田有志選手 | 187cm |
全日本代表全体の平均 | 190.29cm |
全日本代表OP・OH(※)の平均 | 191.79cm |
※OP=オポジット/OH=アウトサイドヒッター
西田有志選手はオポジット(攻撃特化のポジション)なので、同じ攻撃ポジションであるオポジット・アウトサイドヒッターの平均身長とも比較してみました。
やはり西田有志選手は少し小柄である事がわかりますね。
とは言え腕の長さは人それぞれなので、純粋なジャンプ力は身長と言うより指高(腕を真上に伸ばした時の地面から指先までの高さ)を見ないと比較出来ません。
と言う事で、指高を考慮に入れて他のオポジットの選手(2022年度全日本代表)と比べてみました。
名前 | 身長 | 指高(A) | 最高到達点(B) | B-A |
西田有志 | 187cm | 240cm | 351cm | 111cm |
宮浦健人 | 190cm | 245cm | 340cm | 98cm |
大竹壱青 | 202cm | 268cm | 346cm | 78cm |
純粋なジャンプ力は『最高到達点-指高』を比較する事でわかります。
西田有志選手の『最高到達点-指高』は、なんと111cm。
他の選手と比べても、やはり西田有志選手のジャンプ力は「かなりスゴい!」と言えますね。
西田有志選手は、ジャンプ力を上げる秘訣を聞かれた際「助走に入る時の一歩目で半分以上が決まる」と話しています。
身長が低くても他の選手に負けない為にはどうすれば良いのかを考え、最初の一歩から突き詰めて行ったからこそ驚異のジャンプ力が手に入ったのかもしれませんね。
西田有志選手のプロフィール紹介|経歴など
最後に、西田有志選手のプロフィールをご紹介します。
- 名前:西田 有志(にしだ ゆうじ)
- 身長:187cm
- 体重:89kg
- 利き手:左
- 出身地:三重県いなべ市
- 生年月日:2000年1月30日
- ポジション:オポジット
- 所属チーム:ビーボ・バレンティア(イタリア)
バレーボールを始めたのは5歳の時で、始めた理由は「兄・姉がやっていたから」。
高校進学時に強豪校から誘いを受けましたが、「地元が良い」と言ってそれを断り地元の海星高等学校へ進学しました。
その高校時代には、第11回アジアユース男子選手権大会(U-19)の日本代表に選ばれ見事優勝を果たしています。
2017年、高校3年生の時に高卒内定選手としてジェイテクトSTINGSに入団。2021年に海外移籍し現在はイタリアのビーボ・バレンティアで活躍しています。