
最近毎日のように「円安」や「値上げ」を報じるニュースが続いています。
そこで、
そろそろアップル製品にも値上げがあるのではないか、
と心配している方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、気になるアップル製品の値上げについてまとめていきます。
「iPhone 14」の値上げは避けられない?
2022年秋の登場が期待される新型iPhone発売。
過去の例から言って、新製品が登場するタイミングに合わせて、既存製品も値上げする可能性があります。
楽観的に考えた仮称「iPhone14」の価格予測をしていきましょう。
iPhone13のスタンダードモデルの799ドルから値上げがなかった場合
為替レートは現在と同等水準の1ドル=130円で計算すると
日本での価格は114,257円(税別価格は103,870円)となる。
iPhone 13の最安モデルは98,800円でギリギリ10万円以内に収まっていたことを
考えると無印のiPhone 14が11万円を超えてしまうのは驚きが隠せませんね……
iPhone製造コスト増→販売価格が上がる可能性も
また、為替レートの変動と同じくらい、原材料の高騰による影響も無視できません。
元々、コロナの影響による半導体の供給不足がある中での今回の原材料高騰、製造コストがアップするのは確実です。その結果、販売価格が上がる事が考えられます。
一番恐ろしいのは、値上げとAppleレートの引き上げが両方一緒に来るパターン。
製造コストの高騰から販売価格が上がり、さらに円安によるAppleレートの引き上げが行われた結果、いったいiPhone14はいくらになるのでしょうか。
円安の影響でApple売上高がマイナス成長に
アップルが発表した1~3月期の決算では、売上高が前年同期比で日本はマイナス0.2%でした。
アップルは米国の会社なので、日本など米国以外での売上高はドルに換算して計上されています。
しかしドルが高くなると、1ドルを得るのにより多くの外貨が必要になるため、見かけ上の売上が減ってしまいます。
そもそも日本でのアップル製品の価格はどのように決まっているのでしょうか。
詳細は公表されていないものの、為替相場と照らし合わせてみると、発表日のおよそ数ヶ月前の為替レートを基準に設定しているように思われます。
現在、アップル製品の多くは2020年〜2021年ごろから価格が変わっていないために、日本での価格はどんどん「安く」なっています。
11インチのセルラー版、128GBのモデル
米国:税別999ドル、日本:税込11万2800円
これを1ドル=130円で計算した場合
→日本:税込14万2800円となる
なんと日本ではiPad Proを米国より3万円(21%)安く買えることになるんです!
このマイナス成長の原因は「為替による影響」によるもの。
つまり、アップル製品全体の値上げはいつ来ても不思議ではない状況ということです。
アップル製品値上げの前に、iPadやMacの早めの購入を
円安が続くと思われる2022年。
新登場するであろうiPhone14発売のタイミングでアップル製品全体の大幅な値上げが行われる確率は高いと推測されます。
もし、iPadやMac、iPhone13シリーズなど、今欲しい機種や購入を検討されている機種がある方は早めの購入をオススメします。
おそらく、この状況はしばらく続くとみられていますが、Appleファンにとっても、なんとも苦しい日々が続きそうです。